復職まで88日の銀行員ママ

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バルトリン線戦記① 〜発症と1回目の再発

題名の通り、かなりマニアックな話題になります。ただしこの症状、ネット検索するとチラホラこの症状にかかった人の記事を拝見するので、知る人ぞ知る症状なのでしょうね。


この症状を実は今日までに4度再発しておりまして、今も絶賛治療中です。病院を転々として学んだこと、自宅ケア、再発を繰り返す中で選択した治療方法について書きます。
ブログの主題と関係ないのですが、長岡京付近でこの症状で苦しむ人に、少しでも病院選び等の参考になればと思います。


私とバルトリン腺炎との戦いは、産後2ヶ月目の2019.1月から始まりました。

初めてバルトリン腺炎になった時

1月31日の午前2時、まだ授乳時間が2時間間隔の時でしたのでヘロヘロの状態で授乳していたら、なんだかアソコがチクチクする...。

数日前から、ベッドでの授乳から胡座で授乳に変更していたこと、また胡座かきながら息子を抱っこして揺らす時にお尻を床に押し付ける動作が増えて会陰切開した部分が床に擦れてるのかなぁ〜と思っていました。

そして2時間後の午前4時。息子の泣き声に起きた時にはチクチクではなく、ジクジクした痛み。その時は会陰切開した部分に痛みが出ていると思っていました。痛みを堪えて息子をなんとか寝かしつけ、トイレへ駆け込み、恐る恐るアソコに指で触れてみると、左側のアソコがパンパンに腫れてる...!! 大きさでいうと卵くらい。

最初バルトリン腺炎について知識もなく、とんでもないことになってしまったと本当泣きそうになりました。

ヤバイとトイレでネット検索していると、寝室から息子の泣き声。急いで戻って再度授乳するも寝てくれず抱っこするも泣き止まず、抱っこすると息子の重さでさらにお股に針で刺すような痛み、自分も泣きそうに。堪らず2階で寝てる母に携帯で電話して起きてもらい、抱っこを代わってもらいました。本当近くに助けてもらえる人がいたことに感謝です。

朝すぐに息子を産んだ産科に駆け込むと、バルトリン腺が腫れてるね、と言われて頭の中に?マークが。その時に初めてバルトリン腺について知りました。

ただこの時は痛みで歩くのもやっとの状態だったので、とにかくどうにかしてほしい気持ちで頭がいっぱいでした。そして、患部から注射器で膿を抜いてもらう処置をしていただきました。

その処置が痛いのなんの。

こんな痛みがくると思ってなかなったので、思わずイター!と叫んだ拍子に足を上げてしまい、看護婦さんに抑えつけられる始末(ご迷惑おかけしました)。注射器で刺されたのもむちゃくちゃ痛かったのですが、膿を抜く際に指でギュウギュウと患部を押されるのも、本当に激痛。

これが私とバルトリン腺炎との出会いでした。

バルトリン腺炎になったのも恐怖でしたが、その処置がトラウマになってしまったのです。

当日処置していただいた後は膿が抜けたのでだいぶ楽になり、ヘロヘロで診療室を出た時には歩く際の痛みもほぼ抜けていました。病院では炎症止めのお薬を処方してもらい帰宅。当日シャワーだけにして、後は普通の日常生活を送りました。当日の夜に恐る恐るアソコを確認すると腫れが引いて通常の柔らかさに。
1週間後の再診でも異常無しとのことで、このタイミングで実家から旦那の待つ長岡京に戻ったのですが、この時は再発するとは夢にも思っていませんでした。


2回目のバルトリン腺炎

再発したのは2月14日。
まさかの初めてバルトリン腺炎になった日から2週間後のことでした。

実は最初に治療した日の数日後、発症した部分に少し硬いシコリがあるのを見つけていました。治療した後遺症かなぁと少し気になりつつ、長岡京に戻ってからも普通の生活をしていましたら、お風呂に入るたびに、シコリが徐々に大きくなってることに気付きました。

そして14日の朝にはまたパンパンに腫れ、痛みを伴うものに。この時のショックは果てしなかったです。再発したのもそうですが、何よりまたあの激痛に耐えなきゃいけないという恐怖感に襲われて本当に泣きそうでした。

この時、また違う治療方法があるかもしれないと、長岡京で通っていた産婦人科に主人に連れていってもらいました。お医者さんに半泣きになりながら注射器で膿を抜く以外の方法はないてなすかと縋り付きましたが、苦笑いで麻酔する時も針を刺しますから1回で済ませましょうと諭され、また診察室に私の叫びが木霊しました。笑


本当に二度と再発したくないと、この日以降バルトリン腺炎についてネットで調べに調べました。

ここまでがバルトリン腺炎についての知識が全くなく(まさか再発するとは思っていなくて、その必要もないと思っていた)行き当たりばったりで対応していた時の内容です。そこから2019.6月に再々発し、頼れる病院に辿り着くまでの4ヶ月間について次回書きます。