復職まで88日の銀行員ママ

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バルトリン腺戦記② 〜再発後に試したこと、再々発まで

2月までに2度のバルトリン腺炎を発症し、その処置に悶絶。今でも患部に針を刺された間隔を思い出しただけで泣けてくる程、トラウマになってしまった私。2度目の発症以降、とにかくネットでバルトリン腺炎について調べました。

調べた内容は以下です。
- そもそもバルトリン腺炎とは?

  • 発症する原因は?
  • 治療方法は他にないのか?(専門医は?)
  • 予防策はあるのか?

上記を調べた結果、私が考えた考察と行動に移したことを書きます。
この蜾記事を読まれる方はバルトリン腺炎とは何かについてご存知の方だと想像しておりますので、病状についての説明は省略致します。

私の発症原因

1.産後で免疫力低下していたこと

そもそもバルトリン腺自体が雑菌に囲まれた部位で、雑菌に対抗できないほど免疫力が低下している状態にあると発症しやすいとネットにあり、私の場合は産後2ヶ月目にして睡眠不足で疲労困憊であった中、何らかの菌が感染したと思われます。


2.トイレの後で...

3回目の再発時に出会った婦人科の女医先生からは、膿を検査して大腸菌に感染してたと言われ、トイレ後はシャワーで洗うように指導されました。いつもウォシュレットで洗ってたのですが、石鹸で洗わないと洗浄されていないようです。

他に治療方法はないのか?バルトリン腺炎の専門医は?

1.バルトリン腺炎の専門医

専門とは言わないのかもしれませんが、女医先生で女性陰部の日帰り手術経験豊富な先生を見つけました。(実際に診察していただき、今は心の拠り所です)

初めて発症した際と再発した際には、妊娠中に通院・分娩した産婦人科に駆けこみ、どうやら両医院とも切開して(注射器で)膿を抜くという1番ポピュラーな治療処置を施していただいたようですが、私にはその処置の痛みがもうトラウマで...、二度と同じ方法の処置を受けたくなかったのです。

一方で患部にシコリは依然として残っていたので(嚢胞と思われます)、再々発に備えてなんとか他の治療方法を施してくれる病院を探すこと、2度目の処置後に膿は抜きましたが、これをせずして私の心の平穏は訪れませんでした。まさに血眼で探しました。

そこで見つけたのが十三駅にある某産婦人科クリニック。陰部の手術年間1,000件、女医、そして除痛という文字。家から片道1時間かかるけど通えない程ではないなと考え、次回再発した際はこの病院に行くことを決意。



2.自壊させる

バルトリン腺炎について調べると、「バルトリン腺炎 自壊」というキーワードが。バルトリン腺炎を発症された方々の中には私と同じように、処置の痛みに耐えかねて自分で治す(膿を何らかの方法で出す)という選択をした方が多くいらっしゃるようです。見ていると漢方や熱い風呂での半身浴等を駆使して何日もかけて膿を輩出する、若くは自分で潰しに(想像しただけでぎゃー)かかってるようです。こんなに多くの方が発症してたんやなぁと勇気づけられる一方、皆様その痛みから逃れるために四苦八苦して自分なりの方法を見つけている様子。

後述で自分なりにケアした件や自壊を試みた件を書きますが、私自身の身体には自壊は合ってないと思いました。なぜならシコリが残り続けるので、芯となる部分が除去されなければ根本的解決にはならないからです。
(ちなみに、先生からは放っておいて爆発すると大変なことになる、とのお言葉が4度目の再発で言われました?この真意は今度の診察で聞こうと思います)

3.バルトリン腺を摘出!

これについては今も検討中です。結局バルトリン腺は左右2つあるので扁桃腺と同じく片方無くなっても特に影響はない様子。ただし現在8ヶ月になりました我が子は絶賛授乳で栄養を摂ってる状態なので入院はできない、、。
ただ、もう4回も発症しているので、最後の手段として検討していかねばと思っています。

予防策はあるのか、試してみたこと

前述通り6月に再々発するまでに試したことを書きます。何も先生に聞いたりネット調べで実践したことです。

1.トイレの後はシャワーで洗う
今までウォシュレットで洗っていたのですが、今かかっている先生曰く、あれで洗浄はできてないそうな...。今はお通じが出た際はシャワーで洗浄してます。これが大腸菌からの感染を防ぐ1番の予防策だそうです。
けど、働き出したらどうなるんだろ。外でもよおしたらどうしよう、と今は外出時の対応も考えねばです。

2.パッドをこまめに変える
生理後半用のパッドを付けて、朝起きた後とシャワー後の1日2回変えてます。その他も汗かいて蒸れたら変えるようにしています。蒸れがマシになる気がしてます。

3.免疫力向上のために睡眠時間確保
これは正直できてません。もうすぐ8ヶ月の息子は夜中起きます、ので夜間断乳したかったけど今は諦めて授乳して夜中もすぐ寝かせるようにしてます。ぐずる時間を減らして自分もすぐ寝れるようにしてます。

4.漢方を飲む
これは当然効果が人に因るのでしょう。3度目の発症時に自壊しようと試み、市販の薬局で買える漢方を試してみましたが1週間では効果でず、病院に行きましたのでそこで服用ストップです。やはり痛みが出だすと1週間以上耐えるのは私には無理でした...


結果、3度目の発症

色々準備していたのもあって、6月初旬に再発した際はあまり動じることはらありませんでした。日々徐々に膨れていくシコリを見守りなが、色々考えた 結果、最初は自壊させようと漢方服用やキツイズボンを履いて排出を試みます。1週間痛みに耐えながら過ごしましたが、息子も6月には8キロ弱と重みも抱っこ欲もマシ、痛みを抱えながら1日息子を抱っこしながら家事んこなす事はできませんでした。

そして、ついに事前からリサーチしていたクリニックへ、、、。

当日は諸事情で夫に息子を預けれず、息子を連れてクリニックへ(結果、点滴をしていただいたりした際に息子を看護婦さんに抱っこしていただくなど大変ご迷惑をかけたので、次からは必ず息子を預けれる日に行きました) 。今まで処置の痛みに耐えかねて除痛を希望する旨を伝えると、当然除痛なしで針を刺して膿を抜いた方が時間もかからないのでめんどくさがられるかな〜と怯えていましたが、いや分かるよ.痛いもんね〜、と待ち合い室に何十人と患者さんが待たれている中で数時間かかって座薬やクリームでの除痛処置をしていただき、膿を抜く処置をしていただきました(点滴及び座薬が効くまで待つ時間、処置後の止血の時間を考慮して2〜3数時間です)。除痛後は痛みはゼロとはいいませんが、最初と2回目の産婦人科で注射器を刺された時とは比べものにならないぐらいマシでした。

結局気持ちのケアもしてもらったように感じます

同じ処置でも除痛処置をすれば痛みもマシなんだと、今までは再発することに本当に怯えていましたが、再発を例えしたとしてもここで処置してもらえる、と気持ちも前向きになりました。何より、2回目の再発時にはその病院のお医者さんに痛みの少ない処置はないか縋る思いで聞いたけど代替案がないと言われて、痛いのを我慢すればいいんだと自分に無理矢理言い聞かせて辛かったのを思い出しました。この医院では看護婦さん含めて、先生にも、この処置はそら痛いよと共感してもらえたのが本当にありがたかったです。発症以降はバルトリン腺炎とその処置へのトラウマで、夜も眠れない日がありましたが、それも払拭されました。

これが先月のはじめの話。とはいえ、私は再発しやすい体質なのか、7月に再々々発をします。その話はまた違う記事で書かせていただきます。